Miniature Garden

お気に入りをつめこんだはこにわ

少年たち2015@松竹座

2年ぶりに松竹座にお邪魔してきました!夏の参観日ー。少年たち懐かしくて何度も(´;ω;`)ブワッってなったしショウタイムめちゃくちゃ楽しかったー!!ちびっこかったコたちがメイン張ってるの胸熱…。

以下ネタバレです。

  • OP

あのジャン!って音で\俺たちの少年たち!!!/って気持ちは一気にタイムスリップ!
後ろにあったハリボテの壁に亀裂が入って、壁が四方に割れるっていう始まり方がとてもかっこよかったのだけどうまく言葉で表せない…もどかしい。日生版のミュージカルOP。
上手下手にバルコニーのセットが作られてて(上にはKansai Johnny's Jr.のロゴ。エンブレム風でかっこいいやつ)だいごと康二が歌う。日生ではしこが橋の上で歌ってたやつ(曲名分からない)
赤チームリーダがだいご、青チームリーダが康二。肩がぶつかって一触即発→看守がくる→「喧嘩じゃありませんよトレーニング」
って流れがまんまで懐かしい。
外では戦争が始まろうとしている、というきな臭い設定が増えてて、塀の外に出られてもそこは安らげる場所じゃないってのが行き場がなくてなんだかやるせないなぁと。

  • 俺たちは上等

階段のセット使いながらで、とても立体的なシーンに変わってた!大橋くんが歌ったよううううう!ハスキーエンジェルボイス!
看守長龍太がやってきて、康二が言い返そうとするとだいごが止める。康二が「なんで俺だけ?」と言うと「俺だけ?聞いたか?全員の責任だそうだ。」と康二の発言逆手にとって連帯責任に持っていく、というのは新鮮。今回の看守長は今までで一番頭キレる感じだったなあ。龍太だけ標準語なのは日生意識してなのかな?

  • それぞれの事情

赤チーム新入りはりゅちぇ。赤名くんがチャリ泥棒の役だっけ?盗んだ自転車で高速走ったとか、盗んだ一台はパンクしてたとかここのエピ遊べるから楽しいよね。てかレッツゴー三匹って赤名くんいくつなんww それぞれバックグラウンド話すものの今回両チームのリーダー(と大西)以外あまり掘り下げられない。さらりと話してた台詞からは父親を刺したのが正門くんだったかな。新入り牽制する割にはすぐに打ち解けて、トゲトゲしすぎてなくて今回の少年たちはみんな微笑ましいなぁ。

  • 僕に聞くのかい?

大西「ニシハタはなんでここに来たん?」
西畑「なぜここに来たのか〜♪」

君が歌うんかい!!!w

大西「あんま答えになってへん気がする」(それな)
まぁ追い追いな、とはぐらかされるりゅちぇ。
記憶おぼろげだけど、ここのダンスが変わってた気がするな〜

大晴がすっかり大きくなっててびっくり。そしてすんごいどSな表情で台詞言うの見て、こんな表情するんだぁと思ったw いまーえのキレキレダンス見てました。いまーえかわいいね!

  • 告白

病気のお母さんのために音楽をやめた康二。前は別のコがやってた役を青チームのリーダーも兼ねて康二の役になってるから忙しいね。大西が康二に言う「人生が短いのは悲劇じゃない。誰に出会って誰に愛されたかが大事」って台詞、前まではその台詞を話した本人が命を落とす(でも一人じゃなかったから不幸ではないんだ)という伏線になってたけど、今回しぬ役が変わったから回収にならなくてちょっと残念。
大橋くんの台詞は「俺、一等とったことないねん。これからも縁がないんやろな」からの嗚呼思春期の立ち位置がかみちゃんと同じですっごく懐かしかった。レーザーの蜘蛛が映し出されてて、いつの間にやら松竹座にもレーザーが!と思いながら見てましたw

  • 嗚呼思春期

丈ちゃんがとにかくかっこよかった!顎のラインがとってもきれいで、凛とした表情で風に吹かれてるのが素敵でした。

  • 西畑の事情

りゅちぇに掃除押し付けてサボろうとするモップ組がかわいいw ギクっとか心の声漏れまくりなの昭和かw 前にはぐらかされた西畑がここに来た理由を聞く大西。弟を外の世界に置いてきた(だからこそ弟を重ねて新入りのことが放っておけない)役どころを赤リーダーと兼ねてていろいろややこしくなってるのだけど、模範囚ってのはだいちゃんぽいね。

  • 一芸バトル

コジケンくんと朝田氏のお絵描きバトル。MC康二がいい!とってもいい!(`・ω・´)
朝田くんのスケッチブック覗き込んで吹き出しちゃう丈ちゃんとにやにや笑いながら見てる大橋くん天使か!

  • コント

龍太(not看守長)による龍太のコーナーがただ楽しくて*\(^o^)/* すべりまくって耐えきれないあの表情がとっても龍太だった!w
途中からチビっこにいじられまくって、親戚のにいちゃんみたいになってたわw
ちび「かんしゅちょー沖縄の県庁所在地は?」
龍「ケンチョウショザイチ?(高音)えーっと宮古島(客ドン引き)…………って言うのは冗談でー…石垣!」
ちび「那覇市です(クール)」
せっかくだからちびっこは質問の前に名乗ってほしかったなあー。もうすっかり知らない子ばかりだよw

  • 俺たちの楽園

りゅちぇのソロ。前は僕に聞くのかい?だったのが変わっててすごくりゅちぇに合っててかわいかった!
星座教えるのが丈ちゃんで、なんか大人になったなぁとかしみじみ思っちゃったw
青チームリーダーの嫌いなものはサケのムニエルw 大きくなれへんから牛乳飲め!と言いつつパンと肉取り上げる康二ジャイアンやで…w

  • 闇を突き抜けて

前よりずっと少年たちで羞恥と背徳感が増した気がw 色白く見えるのにみんな焼けてるんだねぇとか思いながら見てたw 大橋くんのバレエダンス的ポジションがとってもきれい!指先がとってもきれい!

  • 刑務所の日常(風呂ダンス)

露天風呂wwww りゅちぇが溺れかけたり、リチャが赤チームまで泳いだりフリーダムw 大橋くんが「いくよ?もぐるよ?数えててね?」ってした後もぐって(フリ)出てきてからどうだった?何秒?って小芝居してるのかわいすぎた。+゚(゚⊃ω⊂゚)゚+。
バスタオルダンスでミラーボール回って松竹座クオリティきたああああ!と思ったw 提灯は点灯しなかったけどw たのしそうに踊ってる(お尻ふりふり)大橋くんかわいいのなんの! 肌色の下の黒スパッツ見えちゃってて何度も直してましたw

入浴後呼びに来る看守はいまーえと末様(優しい看守役を2人で分けてる)
ここの看守の絡みエピが平和で好きなんだよねぇ。すぐに看守長来ちゃうんだけど…
慌てて整列するところで座り込んで靴履いてた大橋くんが「靴はかれへぇん(おおはしヴォイス)」って言って松竹座一度爆発しました…あれはあかん…!
看守たちが暴力振るう中、おろおろと立ち尽くすいまえと末様。ハンカチを渡そうとするのはいまーえ。
その後、看守長が悪巧みするときに手下として動くのが古謝でした。

  • Rival

うしろにセットあるから盆回らず。
看守長の台詞から、向井と西畑は昔からの知り合い。西畑が向井を売った。向井は母親の最期を看取れず。代わりに西畑が看取った。という背景が語られるんだけど、上にも書いた赤青チームのリーダーに別の子の設定が加わってるから無理が生じてると思うのよねぇ。向井は母親が病気になるまで無理をする姿をみて、サラ金に押入ってバットで殴った傷害罪。西畑も父親を死に追いやった借金取りへの暴力か殺人罪。西畑が向井に更生して欲しかったというのは不自然…。ということは脇に置いといて。こじ大のライバル良かったー!他者が入り込む余地のないぶつかりあいがRivalの醍醐味!と思ってるけど、迫力あってかっこいい!かわいいかわいいのだいちゃんがこんなナイフのような顔つきするんだなぁって。
喧嘩を聞きつけた看守がやってきて、康二は独房入り、西畑は作業休んでよし。

  • 約束の歌

約束の歌大好きマンなので泣いた…

  • 乱闘

この辺りで大橋くんかわいい<<<<かっこいい…!って胸押さえたの覚えてるw 正門くんとさんざん殴りあったあと、和解して握手交わす流れがもうアツくてたまらん!w

  • 脱獄

テンポ早すぎてところどころしか思い出せないけど、赤外線レーザー潜るのが丈ちゃんで(今回のブレイン。そして反政府運動で捕まったという設定でした)、大橋くんは動物の鳴き真似で看守の気を反らす係(ただただかわいい❤︎)
あと丈ちゃんだっけな?最前のお客さんに「面白い奴がくるから、あっち(上手)に行ったって言ってくださいね」って言って古謝が一発芸するってのもあったw 西畑が向井を助け出し、2人が逃げる途中でいまーえと鉢合わせるのだけど「俺は犯罪者ではない!」と言いつつ笛を吹くことができないいまーえ。
あと少しで脱獄!というところでりゅちぇが撃たれそうになり、助けに来ただいごがかばって撃たれる。更に攻撃しようとする看守長を看守が押さえて終息。

  • あいつの分も生きる

結局誰も脱獄できず、脱獄を止めなかった者は首になったと嘲笑う看守長。そこに役人(?)が登場。「間に合った!」と喜ぶ看守たち。看守のほとんどが今の体制に疑問を抱いてたという感じかな。「俺は間違っていない!力で統率することが必要だと今にわかる!」という言葉を残し颯爽と花道から退出する看守長。悔しがったり苛立ちを露わにしてたこれまでの看守長の最後と少し違ってとても冷静な看守長でした。毅然とした龍太はかっこよかった。

  • 君にこの歌を

「俺はここに残る!もう少し西畑の近くにいたい」と残留宣言する大西。そんなんありなんwww りゅちぇが西畑に語りながらブランコに乗るシーンでおしまい。
戦争云々の設定は戦後70周年の節目、ということだったのだろうけれどとてもタイムリーな内容になってました。とは裏腹に少年たちも看守もトゲが少なくてなんだかとっても微笑ましくて、それはそれでいまの関西らしいのかなーと思ったり。自分たちに合うようアレンジ改変しながらも受け継いでいってくれるのが嬉しいなぁーと。観ながら前の少年たち懐古して、久しぶりに色んなこと思い出して楽しかったです!おしまい。

(ショウタイムは余力があれば別エントリーで)